HUNTERXHUNTER 第25巻 No.263 「突入③」より
最初なのでちょっとだけ。
練習と勉強を兼ねて模写している中で気づいた事のメモです。
こう、なるべく引用の範囲で……。
基本情報
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/03/04
- メディア: コミック
- 購入: 8人 クリック: 235回
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No.263 「突入③」
ページ数:19
頁数 | コマ数 | ふきだし1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 文字総数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 12 | 44 | 0 | 0 | 0 | 0 | 56 |
2 | 4 | 28 | 4 | 21 | 2 | 6 | 0 | 61 |
3 | 2 | 15 | 33 | 19 | 19 | 0 | 0 | 86 |
4 | 4 | 9 | 30 | 28 | 0 | 0 | 0 | 67 |
5 | 4 | 16 | 24 | 14 | 11 | 0 | 0 | 65 |
6 | 10 | 5 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 11 |
7 | 4 | 14 | 9 | 16 | 14 | 0 | 0 | 53 |
8-9 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
10 | 3 | 2 | 19 | 13 | 0 | 0 | 0 | 34 |
11 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
12 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
13 | 2 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 13 |
14 | 8 | 10 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 23 |
15 | 2 | 3 | 10 | 2 | 0 | 0 | 0 | 15 |
16 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
17 | 1 | 11 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 21 |
18-19 | 1 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
総数 | 60 | 148 | 198 | 114 | 47 | 7 | 1 | 515 |
平均 | 3.16 | 7.79 | 10.42 | 6 | 2.47 | 0.37 | 0.05 | 27.11 |
後半の方が文字数が少ないが、コマ数はなんとも。
でも6ページも13ページは顔を映しているだけだし、コマ数も少ないと解釈しても良いのかも。
前半で説明して盛り上がってる所は文字数が少ない印象。
ずっと上を見ていて、そこから下に落ちてくる
盛り上がり部分が空から落ちてくる所の為なのか、最初から上を見ている。
見上げる方が立場が下なのかな?(襲撃される側)
ピトーがカイトを襲った時も、上から下だったような。
カメラが近づいてきて、空を映してからピトー。
その後の引きの絵では上の空とほとんど同じ絵が配置されていて、空を見ていたのがピトーだとわかる。
画面の空気は右から左に流れてる、って話に逆行して、止め絵を多くしてる印象。
圧迫感。
ピトーが不利かなーって感じに見える。
プフもやっぱり上向き。
んで会長登場。
こっから雪崩れ込むように落ちていく。
左から右の流れは逆流で、力強い感じ?
前のページよりも後のページの方が蟻のコマが小さくて不利っぽい。
繰り返し表現、というのはちょっと違うかな?
「龍!!!」のページからだんだんアップになってくる。
蟻→蟻→蟻+龍
龍→蟻→龍→龍
龍
って感じでどんどん割合を増やしている。
左から右の流れは上から下とほとんど同じになって勢いが増している。
ピトーとゼノは目線が合ってない不思議。
上にピトーがいるからゼノはちょっと不利な印象?
前段と合わせてピトーのターン。
今までの流れがあるから一回力を溜めないとアカンかったんや……。
上のコマで上を向いてるから強そうだけど、右向きで驚いてるのは負けフラグだよね。
このへんは繰り返し表現。
ピトーがオーラ出してたり、塔と空だけ映してるのは合わせて11コマある。
最初は有利っぽかったのが、ちょっと侵入されて立てなおそうとしたけれどねじ込まれる感じ。
最後のページでは左右逆転している。
話の絵的な変化と、盛り上がり部分が一致するようになっている。
ふきだしが越境している
静止画や捨てゴマに近い部分は話に盛り上がりが欠けるのか(?)流れを阻害しないように吹き出しを越境させる事で別の絵の一部にして、流れを作り出している。
フレームの不確定性的な話?
3コマ目は木を登るピトー。2コマ目でジャンプして4コマ目に一気に行くので機能が弱そうに見える。
ふきだし→ふきだし→敵!! ルートでの流れ調整。
ふきだし→ヒュッ!!→トン→ピトー では特に何もなし。
上空からの視点と、ピトーを移すカメラの切り替わりがふきだしによってなめらかになっている(気がする)
カメラの切り替わりにも有効なのかもしれない。
一枚絵を入れたいけど、そのままでは入れづらいよねー。動きもないし。
という所で使えるのではないか。
逆にナレーションや一人称が出る所では一枚絵を入れられるのかも。
※漫画絵と一枚絵は違うから一般的には使いづらいらしい。
モラウのカウントダウンはあるけれど、流れ作りには役立っていなさそうな感じ(ちょっと小さすぎる)。
顔を7つ置く所は1コマみたいな扱いだから、そこへの接続なのかな?
真ん中のふきだしが真ん中のコマに入ってしまっていたら、もっと動きが小さくなるのはわかる。
上下に振らなかったのは、キルアの圧迫感を出すために一回切りたかったのかもしれない。
そういう意味では緩急をつける時に、接続~切断という風に考えているのかも。
この次のページでは書き文字が越境することで流れを作ってた。
書き文字も流れ作りには重要なのかも。
今度は上下に振っている。
ウニフラは繋ぎで、そこをスムーズにしている感じ。
ウニフラが横長なので、右下の連続写真的な変化も早くなっている。
緩急をつける
上記のふきだしで越境する形で流れを作ったり止めたりしている。
ふきだしで繋がった部分を1つのまとまりとして捉えた方が多様性が増すよねー。
文章におけるセンテンスみたいな。
「、」と「。」が漫画にも存在していて、それをわかりやすくする方法の一つがコマなのかも。
そのままだと全部「。」になりがちなので、越境する事で「、」に置き換えちゃうみたいな感じ。
上の部分で一回溜めてから一気に来る感じ。
右下のコマが死にゴマな割に気にならないのは、線では含めなかったけれど下半分が1ユニットだからなのか。
逆にこっちでは途切れている。
上の3コマは1つのユニットである事がよくわかる。
これバラバラだと結構野暮ったい感じだよねー。
同じような感想を持つ箇所が他にもあったけど、めんどいから全部は載せない。
擬音でくっつける方法もあるみたい。